一人で将棋を練習する方法(AI対局・駒落ち・感想戦)を覚えよう
将棋の勉強法・上達法でも触れているとおり、上達には実際に対局する経験が欠かせません。とはいえ、いつでも都合よく対局相手が見つかるとは限りません。この記事では、対局相手がいないときでも一人で実戦感覚を磨ける方法として、このサイトに用意されているAI対局モードと学習の記録ページの使い方を紹介します。
一人で練習する機会が必要な理由
対局相手を見つける方法としては、将棋道場・大会に足を運ぶ方法や、オンライン対局サービスで他のユーザーと対局する方法がよく知られています。ただし、道場に通う時間が取りにくかったり、オンライン対局はまだ緊張して気後れしたりすることもあるでしょう。そうした場合に、自分のペースで気軽に指し手を試せる練習相手として使えるのが、このサイトのAI対局モードです。
AI対局モードでできること
AI対局ページでは、簡易的な強さの将棋AIを相手に、実際に盤上の駒や持ち駒をクリックして対局できます。あなたが先手、AIが後手を担当します。このAIは数手先までしか読んでいない練習相手用の強さで、プロ棋士や市販の将棋ソフトのような強さはありませんが、気軽に指し手を試す相手としては手頃です。
対局を始める前には、平手のほか香落ち・角落ち・飛車落ち・飛香落ち・二枚落ち・四枚落ち・六枚落ち・八枚落ちという駒落ち(手合)を選ぶこともできます。実力差のある相手との対局を体験してみたい場合や、あえてハンディキャップをつけて練習したい場合に活用できます。
対局中は、駒の損得を単純に%へ変換した簡易的な評価値バーが画面に表示され、今どちらが有利かの目安を確認しながら指すことができます。評価値の詳しい読み方はAI評価値・形勢判断の読み方を覚えようでも解説しているので、あわせてご覧ください。
対局後の感想戦モード
感想戦は本来、対局相手と一緒に指し手を振り返るものですが、AI対局モードでは対局が終わると、一人でも振り返りができる「感想戦」の画面が表示されます。対局を通した評価値(先手優勢度%)の推移がグラフで示され、次の一手で相手に評価値を大きく動かされる原因を作った手(悪手候補)には印がつきます。悪手候補と判定された手は、指し手の一覧としても確認できます。
この評価値は駒の損得を中心とした簡易評価であり、あくまで参考値です。やむを得ない駒交換などが悪手候補として表示されることもあるため、実際の局面の良し悪しを正確に表すものではない点には注意してください。それでも、「どの手のあとに形勢が動いたか」を後から振り返るきっかけとしては活用できます。対局相手がいる場合は、まずは実際の感想戦を優先し、このモードは相手が見つからないときの補完として使うとよいでしょう。
二人で対局(パス&プレイ)モード
AI対局モードとは別に、同じ端末を家族や友人と交代しながら使う「二人で対局」モードも用意されています。手番のプレイヤーが盤面を操作して指す、パス&プレイ形式です。このモードでは駒落ちは選べず、平手のみでの対局になります。近くに対局相手がいて、盤や駒を用意する手間を省きたいときに使えます。
対局の自動保存・再開
AI対局・二人で対局のどちらのモードでも、指し手が進むたびに対局の進行状況がそのブラウザに自動的に保存されます(アカウント登録は不要です)。対局の途中でページを閉じてしまっても、次にAI対局ページを開くと「進行中の対局があります」という表示から続きを再開できます。保存できる対局は1局分のみで、対局が終わると保存データは自動的に消去されます。
学習の記録で振り返る
学習の記録ページでは、このブラウザでの学習状況をまとめて確認できます。記事を読んだり、詰将棋を解いたりするたびに自動的に記録され、何日連続で学習しているか(連続学習日数)や、これまでの累計学習日数を確認できます。継続して学習した日数や、記事・詰将棋の進み具合に応じて獲得できる「実績バッジ」も用意されているので、学習を続けるモチベーションとして活用してみてください。こちらもアカウント登録は不要で、対局の自動保存と同じくブラウザに記録が残る仕組みです。
使い方の流れ
まずはAI対局ページで対戦相手(AIと対局、または二人で対局)を選び、AI対局の場合はあわせて手合いを選んで対局を始めます。対局中は評価値バーを目安にしながら指し、終局したら感想戦モードで振り返ってみましょう。指し手のルールを忘れてしまった場合は将棋用語集や基本ルールもあわせて確認してください。対局を重ねたら、学習の記録ページで連続学習日数や実績バッジを確認し、継続の目安にするとよいでしょう。
AI対局で気づいた課題をさらに深めたい方へ
感想戦モードで「この局面はどう指すのが良かったのか」という疑問が出てきたら、手筋や定跡の解説書でさらに詳しく調べてみるのもおすすめです。次の対局がより楽しくなります。
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