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駒落ちの基本を覚えよう

基本ルールや段位・級位制度を覚えてくると、実力差のある相手と対局する機会も出てきます。そんなときによく使われるのが「駒落ち(こまおち)」という仕組みです。「持ち駒」など聞き慣れない言葉が出てきたら将棋用語集もあわせてご覧ください。

駒落ちとは

駒落ちは、実力に差がある2人が対局するとき、実力が上の側があらかじめ自分の駒を何枚か盤上から取り除いてハンディキャップをつける対局形式です。段位・級位が離れた相手とも、対等に近い勝負を楽しめるようにするための仕組みだと言われています。将棋教室や道場、家族・友人同士の対局でもよく用いられています。

上手と下手

駒落ちの対局では、実力が上の側を「上手(うわて)」、実力が下の側を「下手(したて)」と呼びます。通常の対局では先手・後手はほぼ対等な条件ですが、駒落ちでは下手が先に指し始めるのが基本とされています。

代表的な手合割

上手が取り除く駒の種類・枚数によって、いくつかの「手合割(てあいわり)」が知られています。代表的なものに、香車を1枚除く「香落ち」、角行を1枚除く「角落ち」、飛車を1枚除く「飛車落ち」、飛車と香車の両方を除く「飛香落ち」、飛車と角の両方を除く「二枚落ち」、さらに香車も除く「四枚落ち」などがあります。さらに大きく駒を除く「六枚落ち」、それよりもさらに大きい「八枚落ち」という手合割もあります。実力差が大きいほど、除く駒が多い手合割が選ばれる傾向があると言われています。

指し方の心構え

下手側は、駒の数で有利な立場を活かして積極的に攻めていく方針がすすめられることが多いと言われています。上手側は、少ない駒でどう受け止め、粘り強く対応するかが課題になります。香落ちと二枚落ちの中間に位置する「飛香落ち」については、飛香落ちの指し方を覚えようで解説しています。駒落ちの中でも特によく指される「二枚落ち」については、二枚落ちの指し方を覚えようで下手・上手それぞれの大まかな方針を紹介しています。二枚落ちより大きなハンディキャップとなる「四枚落ち」については、四枚落ちの指し方を覚えようで解説しています。実力差が特に大きい場合によく使われる「六枚落ち」については、六枚落ちの指し方を覚えようで詳しく解説しています。駒落ちの中でも最も大きなハンディキャップとなる「八枚落ち」については、八枚落ちの指し方を覚えようで解説しています。それ以外の手合割についても、具体的な攻め方・受け方は奥深いテーマとして研究されており、この記事では深入りしませんが、駒落ちにはそれぞれの手合割に応じた独自の考え方があることを知っておくとよいでしょう。

自分の段位・級位についてはまだの方は段位・級位制度を覚えようをご覧ください。
指導対局で特によく使われる「二枚落ち」「六枚落ち」について、下手・上手それぞれのより踏み込んだ方針を知りたい方は二枚落ち・六枚落ちの基本手順を覚えようもご覧ください。
玉を詰ませる感覚を磨きたい方は詰将棋パズルもご覧ください。
駒落ちの対局相手が身近にいない場合は、AI対局モードで香落ち・角落ち・飛車落ちなどの手合いを選んで一人で練習することもできます。詳しい使い方は一人で将棋を練習する方法をご覧ください。
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駒落ちをもっと詳しく学びたい方へ

駒落ちには、それぞれの手合割に応じた独自の定跡があります。駒落ち専門の解説書で、上手・下手それぞれの指し方をより詳しく学ぶこともできます。

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