将棋の本の選び方
将棋の基本ルールを覚えたら、本を使ってさらに学習を進めたくなる人も多いでしょう。しかし将棋の本には入門書から専門的な定跡書まで幅広い種類があり、初めて選ぶときはどれを手に取ればよいか迷うものです。ここでは、将棋の本の一般的な種類と、自分に合った本を選ぶときの考え方をわかりやすく解説します。
将棋の本の種類
将棋の本は、扱っている内容によっていくつかの種類に分けられます。それぞれ向いている人が異なるため、目的に合わせて選ぶとよいでしょう。
- 入門書:駒の動かし方や成り、持ち駒といった基本ルールから丁寧に解説してくれる本です。これから将棋を始める人、ルールをまだ覚えていない人に向いていると言われています。
- 定跡書:四間飛車や矢倉など、特定の戦法の指し方を体系的にまとめた本です。ある程度ルールを覚え、自分の指したい戦法が定まってきた人が、その戦法をより深く学ぶために選ぶことが多いようです。
- 詰将棋の問題集:一手詰めから数手詰めまで、詰将棋の問題を数多く集めた本です。実際に手を読む練習を積み重ねることで、終盤で玉を詰ませる力が鍛えられると言われています。
- 手筋・格言の本:たたきの歩や十字飛車のような、実戦で駒を効果的に使うためのテクニックをまとめた本です。将棋の格言とあわせて紹介されていることも多く、駒の使い方の引き出しを増やしたい人に向いていると言われています。
- 棋譜集・観戦記:プロの対局を棋譜とともに振り返り、解説を加えた本です。自分で指すだけでなく、プロの対局を鑑賞して楽しみたい人に向いていると言われています。
選び方の一般的な考え方
将棋の本を選ぶときは、今の自分の棋力や、何を身につけたいかという目的に合わせて種類を選ぶとよいと言われています。たとえばルールをまだ覚えていない段階であれば入門書、特定の戦法を深く学びたい段階であれば定跡書、終盤の力をつけたい段階であれば詰将棋の問題集、というように、自分の課題に合った本を選ぶ考え方が一般的です。
また、最初から難しい本を選んでしまうと内容についていけず挫折してしまうこともあるようです。まずは易しい内容の本から手に取り、理解が深まってきたら少しずつ難易度の高い本へ進んでいく、という段階的な選び方もよく勧められています。
駒の動かし方や初期配置をもう一度確認したい方は将棋の基本ルールを覚えようをご覧ください。
本で学んだ知識を試してみたい方は詰将棋パズルで実際に「玉を詰ませる」感覚を確かめてみましょう。
棋譜集・観戦記を選んだら、棋譜並べのやり方(勉強法)も参考にしてみてください。
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