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対振り飛車の囲いを比較する

居飛車側で振り飛車を相手にすると決めたら、次は居飛車穴熊・エルモ囲い・ミレニアム囲い・左美濃のどれを選ぶか、という段階になります。この記事では、振り飛車側の戦法を比較した振り飛車の戦法を比較するの対になる形で、居飛車側が振り飛車を相手にするときの囲いを、完成の速さ・堅さ・急戦/持久戦との相性という観点から比較します。まだ囲いの基本や居飛車と振り飛車の違いを読んでいない場合は、先にそちらを読むと理解しやすくなります。

囲い完成の速さ堅さ急戦/持久戦
居飛車穴熊振り飛車穴熊よりは短いが、堅さを重視してしっかり手数をかける非常に堅く、横や上からの攻めに強い(ただし端は弱点になりやすいとされる)持久戦向き(堅さを重視してじっくり囲い切る)
エルモ囲い舟囲いよりも短い手数で組める金2枚を守りに活用し、舟囲いよりも横からの攻めに強いとされる急戦向き(短い手数で最低限の堅さを確保し、早めに攻めに転じる)
ミレニアム囲い金銀3〜4枚を使うため、エルモ囲いより手数がかかる金銀3〜4枚で密に固め、王手がかかりにくいとされる持久戦向き(堅さを重視する)
左美濃居飛車穴熊ほど手数をかけずに組める居飛車穴熊に劣ると言われることが多いバランス型(早い段階で戦いに備えやすい)

とにかく早く攻めに転じたいなら、短い手数で組めるエルモ囲いが候補になります。

堅さを最優先するなら、居飛車穴熊やミレニアム囲いが候補になります。

居飛車穴熊ほど手数をかけずに、それでいてバランスよく組みたいなら、左美濃も選択肢になります。

囲いの基本から確認したい方は囲いの基本を覚えようを、居飛車と振り飛車の違いから確認したい方は居飛車と振り飛車の違いを覚えようをご覧ください。振り飛車側の戦法を比較したい方は振り飛車の戦法を比較するもあわせてご覧ください。
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