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囲いの基本を覚えよう

囲いとは

「囲い」とは、王将・玉将を安全な場所に移動させ、周りを金将・銀将などで固めた陣形のことです。序盤のうちに囲いを完成させておくことで、相手の攻めに対する耐久力が大きく変わります。ここでは、初心者がまず名前を覚えておきたい代表的な囲いを、実際の手順つきで紹介します(矢印ボタンで1手ずつ確認できます。自陣側のみを表示しています)。

舟囲い(ふながこい)

王を1マスだけ動かして作る、最も手数の少ない囲いです。守りの堅さでは他の囲いに劣りますが、すぐに完成するため、序盤を素早く進めて先に攻めたいときに向いています。初心者が最初に覚える囲いとしてもよく紹介されます。舟囲いについてさらに詳しく知りたい方は舟囲いの基本を覚えようもご覧ください。

0手目 / 全3手初期配置

美濃囲い

振り飛車(飛車を左右に振って戦う戦法)でよく使われる、バランスの良い囲いです。本美濃囲いの完成形は、王を2八、銀を3八、金の1枚を5八に配置した形になります。横からの攻めに強いのが特徴で、振り飛車党の定番の囲いです。美濃囲いについてさらに詳しく知りたい方は美濃囲いの基本を覚えようもご覧ください。

0手目 / 全6手初期配置

矢倉

居飛車(飛車を動かさずに戦う戦法)同士の対局で古くから指されてきた、伝統的な囲いです。完成形は、王を8八、金の1枚を7八、もう1枚の金を6七、銀を7七に配置します。バランスに優れ、上からの攻めに強い一方、組み上げるまでに手数がかかります。

0手目 / 全12手初期配置

穴熊

王を盤の隅(9九など)まで移動させ、銀や金でしっかりと蓋をする、非常に堅い囲いです。完成までに手数がかかりますが、いったん組み上がると横や上からの攻めに極めて強くなります。1990年代以降、居飛車・振り飛車どちらの側でも広く指されるようになりました。ここで示す手順は「居飛車穴熊」と呼ばれる代表的な組み方です。穴熊についてさらに詳しく知りたい方は穴熊の基本を覚えようもご覧ください。

0手目 / 全12手初期配置
いずれも代表的な手順の一例であり、実戦ではバリエーション(高美濃・銀冠・矢倉穴熊など)が数多く存在します。また、実際の対局では相手の指し手に応じて手順が前後することがほとんどです。
囲いで玉を守る感覚が身についたら、今度は詰将棋パズルで相手の玉を詰ませる側の視点にも挑戦してみましょう。
4つの囲いを並べて比較したい場合は、囲いを比較するページも参考にしてください。
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実際の盤・駒で囲いを組んでみよう

画面上だけでなく、実物の将棋盤・駒セットを使って手を動かすと、囲いの形がより身につきます。

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