ミレニアム囲いの基本を覚えよう
囲いの基本を覚えようや居飛車と振り飛車の違いをすでに知っている方向けに、この記事では居飛車側が振り飛車を相手にするときに使われる囲い「ミレニアム囲い」について解説します。「持ち駒」など聞き慣れない言葉が出てきたら将棋用語集もあわせてご覧ください。
ミレニアム囲いとは
ミレニアム囲いは、居飛車側が振り飛車(特に四間飛車)を相手にするときに使われる囲いです。玉を8九のあたりに収め、金銀3〜4枚を使ってしっかりと囲うのが完成形とされています。端(9筋)は銀と香で守る形になっており、玉が盤の隅近くに収まることで、相手の角の利きから外れやすいという特徴があると言われています。また、左の桂馬を守りにあまり使わずに済むぶん、攻めに活用しやすいとされている点もこの囲いの特徴のひとつです。
エルモ囲い・居飛車穴熊との違い
エルモ囲いは短い手数で組めることを重視し、急戦(相手が囲いを組み終える前に早めに攻めかかる指し方)と相性が良いとされている囲いです。一方ミレニアム囲いは、エルモ囲いに比べてより多くの駒と手数を囲いに使うぶん、堅さを重視した持久戦向きの囲いだと言われています。また居飛車穴熊も同じく居飛車側が振り飛車を相手にするときに選べる堅い囲いですが、玉を盤の最も隅(9九など)まで移動させる穴熊に対して、ミレニアム囲いは玉の位置がそこまで隅に寄らない点が異なるとされています。
堅さの理由
ミレニアム囲いが堅いと言われている理由のひとつは、金銀3〜4枚を惜しみなく囲いに参加させる点にあります。玉のまわりを多くの駒で密に固めることで、特に終盤の攻め合いにおいて王手がかかりにくいという長所があるとされています。バリエーションとして6六角型・6七金型といった形も知られていますが、それぞれの細かな違いは奥深いテーマのため、この記事では深入りしません。
他の囲い(舟囲い・美濃囲い・矢倉・穴熊)についても知りたい方は囲いの基本を覚えようをご覧ください。
囲いを覚えたら、詰将棋パズルで実際に「玉を詰ませる」感覚を試してみましょう。
他の対振り飛車の囲いと比較したい方は対振り飛車の囲いを比較するもご覧ください。
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