中飛車の基本を覚えよう
居飛車と振り飛車の違いや四間飛車の基本を覚えたら、次は振り飛車のもう一つの代表的な戦法「中飛車(なかびしゃ)」を見てみましょう。「玉将」「持ち駒」など聞き慣れない言葉が出てきたら将棋用語集もあわせてご覧ください。
中飛車とは
振り飛車の一種で、飛車を初期位置から中央の5筋(先手なら5八、後手なら5二)に動かして戦う指し方です。以下は、居飛車と振り飛車の違いを覚えようでも紹介した、飛車を5筋に振る一例です。
0手目 / 全1手初期配置
飛車が盤の中央にあることで、盤全体に利きが通りやすくなるという位置的な特徴があります。これは中飛車という戦法を語るうえでよく挙げられる、はっきりとした特徴の一つです。
四間飛車との違い
中飛車も四間飛車も、どちらも振り飛車の系統に含まれる戦法ですが、指し方の性格には違いがあるとよく言われます。四間飛車は「飛車を振って、囲いを組んで、それから戦う」という落ち着いた方針で進めやすいのに対し、中飛車は飛車が中央から早めに戦いに関われることもあり、相手が居飛車のようなゆったりとした駒組みを選んだ場合には、比較的早い段階から戦いが始まりやすい指し方として紹介されることが多いです。もっとも、これはあくまで一般的な傾向として言われるものであり、実際の展開は相手の指し方や局面によって大きく変わります。
また、中飛車には定跡として名前のついたサブ戦型もいくつか知られており、特に「ゴキゲン中飛車」と呼ばれる指し方は広く知られています。この記事では具体的な手順までは踏み込みませんが、詳しくはゴキゲン中飛車の基本を覚えようで解説しています。
玉の囲い方
中飛車も、四間飛車と同じく美濃囲いとの組み合わせがよく見られます。飛車を中央に振ったあとで玉を囲い、バランスの良い陣形を整えてから戦いを進めるという考え方は、他の振り飛車の戦法とも共通しています。
駒がぶつかったときの判断に迷ったら駒の価値と序盤の考え方もあわせてご覧ください。
囲いの組み方をもっと詳しく知りたい方は囲いの基本を覚えようをご覧ください。
他の振り飛車の戦法と比較したい方は振り飛車の戦法を比較するもご覧ください。
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