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藤井システムの基本を覚えよう

四間飛車の基本を覚えようや居飛車穴熊の基本を覚えようをすでに知っている方向けに、この記事ではもう一歩踏み込んで、四間飛車の発展形として知られる戦法「藤井システム」について解説します。「持ち駒」など聞き慣れない言葉が出てきたら将棋用語集もあわせてご覧ください。

藤井システムとは

藤井システムは、四間飛車の一種として、藤井猛九段によって考案されたと言われている戦法です。1995年に発表され、当時猛威をふるっていた居飛車穴熊への有力な対策として広く知られるようになったとされています。この功績によって升田幸三賞(将棋界で新しい手や戦法を表彰する賞)を受賞した実績もあると言われています。

なぜ玉を囲わないのか

美濃囲いなど通常の四間飛車では、飛車を振ったあとに玉をしっかり囲ってから戦いを始めるのが基本とされています。しかし藤井システムでは、玉をほとんど囲わないまま速攻を仕掛けるのが最大の特徴だと言われています。囲いに使うはずだった手数を攻めに回すことで、相手が囲いを整える前に主導権を握りにいく、というスピード重視の考え方に基づいた戦法だとされています。

居飛車穴熊との関係

藤井システムがとりわけ効果を発揮すると言われているのが、相手が居飛車穴熊を組もうとした場合です。居飛車穴熊は完成までにまとまった手数がかかる囲いのため、その間に振り飛車側が攻めの態勢を整えることができれば、穴熊が完成する直前のタイミングで攻めが間に合うように駒組みが計算されているとされています。一方で、相手が居飛車穴熊をあきらめて急戦などの別の対応を選んだ場合には、振り飛車側も柔軟に囲いを組み始める、という切り替えの発想があると言われています。具体的にどのタイミングでどう動くかといった手順は非常に奥深いテーマのため、この記事では深入りしません。

藤井システムのベースとなる四間飛車の基本的な考え方については四間飛車の基本を覚えようをご覧ください。
相手側が組む居飛車穴熊についてさらに詳しく知りたい方は居飛車穴熊の基本を覚えようをご覧ください。
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