超速(対ゴキゲン中飛車)の基本を覚えよう
ゴキゲン中飛車の基本を覚えようでは振り飛車側の指し方を扱いましたが、この記事ではそれを迎え撃つ居飛車側の代表的な対策「超速3七銀(ちょうそくさんしちぎん)」について解説します。「持ち駒」など聞き慣れない言葉が出てきたら将棋用語集もあわせてご覧ください。
超速3七銀とは
超速3七銀は、ゴキゲン中飛車(角道を止めない中飛車)を相手にしたときに、居飛車側がよく採用する対策の一つです。右の銀を素早く3七の地点へ、さらに4六などへと進めて、ゴキゲン中飛車側の駒組みが十分に整う前に早めに戦いを起こしていく方針だと言われています。
急戦としての超速
序盤の方針には大きく分けて、駒組みを整えてから戦う「持久戦」と、駒組みを整えきる前に早い段階で仕掛けていく「急戦」という考え方があります。超速3七銀はこの急戦に分類される指し方で、居飛車穴熊のようにじっくり囲いを固めてから戦う持久戦の対策とは対照的な方針だと言われています。
「超速」と呼ばれる理由
「超速」という名前は、ゴキゲン中飛車に対する居飛車側の対策として、それ以前からあった駒組みにより多くの手数をかける対策と比べて、仕掛けまでの速度が速いことに由来すると言われています。ただし、具体的に何手目にどの駒をどう動かすかという細かい手順は非常に奥深いテーマのため、この記事では深入りしません。
ゴキゲン中飛車との関係
超速3七銀は、あくまでゴキゲン中飛車という戦型が存在して初めて意味を持つ対策であり、両者はセットで語られることが多いと言われています。ゴキゲン中飛車側も、超速のような急戦を受けて立つのか、それとも別の駒組みで対応するのかによって、その後の展開が大きく変わってくるとされています。ゴキゲン中飛車そのものの特徴についてはゴキゲン中飛車の基本を覚えようで解説していますので、まだの方はあわせてご覧ください。
急戦・持久戦という考え方そのものについてもう少し詳しく知りたい方は対振り飛車の囲いを比較するもご覧ください。
戦法を覚えたら、詰将棋パズルで実際に「玉を詰ませる」感覚を試してみましょう。
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